
日本企業では、入社後配属された職種を長く続けるケースが多く見られます。このため様々な職種を広く経験した人財が少なく、ひとつの職種を極める「部分最適型」人財が多く見られます。昇進も特定部門での実績を評価されての抜擢という事が多いようです。これは専門性の高さという点では、大変優れた選択基準ですが、経営者の育成という観点では、会社全体を見渡す機会と経験を持たずに「経営に参画してしまう」危険性も孕んでいます。
パイロットや鉄道の運転士は、実機を操縦する前にシミュレーターで十分訓練を積みます。ビジネスを成功に導くためには、経営者育成にもそのステップがあるべきではないでしょうか。本番の前に訓練を積むのがリスクを避ける為には必要だと思います。しかしながら、実際の経営を訓練の場として任せることは困難です。ここにOFFJTとして、事前訓練(研修)を行う必要性があると考えます。
(株)日立総合経営研修所
研修開発部
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担当:北澤 尚明